2025/03/13 10:37
Bambu Lab、コミュニティの声に応えユーザーの自律性とセキュリティを両立する新たな3Dプリント環境を実現

深圳拠点の3Dプリンタメーカー Bambu Lab は、同社のX1シリーズ向けに新たなファームウェアを公開。このアップデートは、3Dプリント機能における認証と認可を導入することでセキュリティを強化する狙いがある。
具体的には、ファームウェア更新やプリンターの操作権限、リモート映像の確認、LANやクラウドモードでの3Dプリント実行といった重要機能に対して新たな保護機能を設けたもので、外部からのハッキングや不正アクセス、サイバー攻撃を防ぐことを目的としている。しかし、一部の3Dプリントコミュニティからは、これが「オープンソース精神への逆行」と捉えられており、SNSやオンラインフォーラムでは批判の声が上がっている。Bambu Labはこうした批判に対し、「新しいファームウェアを導入しなくても、既存の外部ツールは従来通り利用可能です」と強調し、第三者開発ソフトウェアとの連携を可能にする新ツール「Bambu Connect」の提供を進めている。同社によれば、このツールはAPI相当の通信プラグインを置き換えるもので、外部ソフトウェアとの連携を維持しつつ、セキュリティを向上させる設計を採用しているという。
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